カテゴリー別アーカイブ: 雑感

自然

当店は、いわゆる「自然食品」を取り扱う店・・・

という位置づけをとることが常態となっていますが、

では、「自然」って何?

と問うと、簡単には答えられないような感じを受けます。

自然と自然じゃないものって分けられるのだろうか?

自然じゃないものって存在するのだろうか?

人間が関わることによって、何かが大きく姿カタチを変えたとしても、

それが自然であることに変わりは無いのではないだろうか?

様々なことが感じられます。

同じ自然でも、傷ついた自然もあれば、活気づいた自然もあれば、

様々な状態の自然があるのだろうと思います。

私自身も、人間自身も、自然の一部、自然そのものと言ってもいいのでしょう。

一方、この社会を見てみると、自らという自然を傷つけ、また他のあらゆる自然を傷つける・・・
という姿勢は、常態化していると言っても言い過ぎではないかもしれません。

「自然」とは何かと問う中で、

私自身がどのような自然なのか・・・、
どのように自然しているのか・・・、

ということが同時に問われてきます。

自然を識り、自然を傷つけてしまったことに気づき、自ら改めていくことは、何よりも大切なことかもしれません。

 

価格と価値

当店では、いわゆる自然食品というカテゴリーのものを中心に取り扱いをさせていただいているわけですが、醤油でも、味噌でも酢でも、市場に多く出回るいわゆる中・大企業の大量生産の安価なものと比べると、およそ2〜3倍の価格になることはよくあります。

しかしそれは極端に言ったら値段、お金だけの話で、他の要素を含めたもっと総合的な見地からすれば、その価値は逆転してしまうことは多々あるでしょう。

自然食品、オーガニック、その他、より総合的な見地から調和がとれるように作られているものには、その金額以上の価値、またお金には代えられない価値があります。

もちろん安価でもより調和のとれたものはあり、また高価でも、自然派を謳っていても調和の優れないものはあります。その見極めは重要でしょう。

様々な社会問題の絶えない世相ですが、一度大量生産されて広まった特定の価値観は、改めて見直すことが重要だと感じます。

安心安全

安心・安全という言葉が、いたる所で目にされるようになりました。

しかしこのような言葉に触れる一方で、その実態が垣間見えることもあります。

食品でも、食べて例えば痛いとか苦しいとかの急性の状態にはならないけど、なんとなく変・・・というような、緩慢な状態が生じるケースは多いようです。

安心、安全、基準内、エコ、その他、様々な言葉はありますが、その実態となると、言葉のイメージと一致することは少ないのかもしれません。

その対象の複数ある局面(あるいは全体)から抽出した一部分を指してそう呼称したり、他の局面や部分については、感知しないか、または黙認したり。

当店でも、「無農薬」であったり「無添加」であったり、「オーガニック」「こだわり」、そういった言葉を使用することもあるわけですが、やはりその域は出ません。

その事象の実態が、いったいどこまでの局面をサポート、また影響しているのか。
それぞれのケースにおいての実態は、千差万別の種類・度合いがあり、一概な形で把握するというのはなかなか難しいかもしれません。

しかし、出来る限りより広範囲の局面を認め、実態と言葉を一致させていくことは、より深い安心安全に向かって行くには、重要なことだと認識します。